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女躰権現社 桜

女躰権現社 桜
私の地元、神奈川県川崎市宮前区に「馬絹(まぎぬ)神社」という神社があります。
この神社の旧称が「女体権現社(にょたいごんげんしゃ)」でした。
昔、薄絹をまとって馬を駆り、 杜の中に消えていった美女を祀ったのが始まりと伝えられ、
『新編武蔵風土記稿』には馬絹の鎮守として
「左手に巻物をもち、右手に笏をもって装束した立像が神体」
と記録されています。
いま境内には大きな桜の木があって、春には美しい姿を見せてくれます。
その桜吹雪に伝説の女神様の幻想を重ね合わせて描いた作品です。



使用画材: アクリル キャンバス

制作   :2021年3月


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